みなさんは愛犬をどのような方法でしつけていますか?悪いことをしたときに怒ってばかりいませんか?犬をしつける方法にはさまざまなものがありますが、おすすめするトレーニング方法は「褒めるしつけ」です。
しつけと言えば、叱ったり罰を与えるトレーニングを思い浮かべがちですよね。時にはそのようなしつけが必要な場合もありますが、基本的に犬のしつけには「褒める」ことが重要です。
特に、「良いことをしたらすぐに褒める」ことが必要であり、できれば褒め方も統一されている方がよいでしょう。今回は、すぐ褒めるために役立つグッズや褒め方を統一するためのトレーニンググッズについてご紹介します。
ペットセーフ トリーツポーチ
価格:1,680 円
犬のトレーニングには欠かせないフード入れです。褒めるしつけでは、教えたい動作(例えば、お手やお座りなど)をしてくれた時に素早くごほうび(フードやおやつ)をあげる必要があります。こちらのポーチを使えば、ごほうびを手にずっと持っていたり、わざわざ取りに行く必要もありません。また、両手が空くことでトレーニングに集中できる点もおすすめする理由の1つです。さらに、ポーチの口を開けた状態で保持できるため、1回1回開閉する必要もなく、より素早くご褒美を与えられますよ。
ペットセーフ クリッカー
価格:346 円
褒めるしつけでは、「クリッカー」と呼ばれる「カチッ」と音がなる道具を用いることがあります。正しい行動をした時に「カチッ」と慣らすことで、『褒められる=「カチッ」という音が鳴る』、と認識させることができます。
わざわざ、音を鳴らす道具がなくても言葉で褒めればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、ご家庭で飼われている場合は、複数人でトレーニングすることもありますし、同じトーンで褒めることは難しいです。毎回違う褒められ方をすると愛犬も混乱してしまいます。
ではどうすればいいのか。そう、クリッカーを使うのです。クリッカーを褒めるための道具として使うことで、誰が使っても同じ音を出すことができ、愛犬を混乱させることはありません。
こちらのクリッカーには、クリッカーを用いたトレーニング方法を記したトレーニングガイドも付属していますので、使い方が分からない飼い主さんでも安心ですよ。
ドギーマン よいこの犬笛
価格:660 円
クリッカーの代わりに用いる訓練用の犬笛です。クリッカーの場合、片手が塞がってしまいますが、犬笛では両手が空くので、よりトレーニングに集中することができます。「人にはよく聞こえないけど犬には良く聞こえる音域」に調節できますので、近隣への迷惑になることもありません。
クリッカーではトレーニングしづらい場合や遠く離れた距離でのトレーニングをする場合におすすめです。
カレン・プライア著 犬のクリッカー・トレーニング
価格:950 円
クリッカーを用いたトレーニング方法について書かれた本です。著者のカレン・プライアさんは、行動学者兼イルカトレーナーをし、オペラント条件づけによるトレーニングを実践されています。(オペラント条件づけ:ある行動に報酬(ごほうび)を与えることで自発的にある行動を行うようにする)
クリッカートレーニングを始めてみたい方やどんなトレーニングか知りたい方にはおすすめです。また、オペラント条件づけは犬以外のペットでも応用が可能ですので、犬以外のペットを飼っている方にもおすすめですよ。
まとめ
「クリッカートレーニング」は、愛犬を叱ることが無いため、飼い主と愛犬の両者にとって負担の少ないトレーニングといえます。私の大学でおこなわれたトレーニングの授業でも、このトレーニングでしつけを行いました。是非この機会に、今回紹介したグッズを使って、素早く褒めるトレーニングを実践してみてください!
また、犬のトレーニングに対する基本的な考え方についても知りたい方は以下の記事もご覧ください。
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