ワンちゃんをご自宅で洗う機会ってありますよね?しかしシャンプー方法を間違ってしまうとデリケートなワンちゃんの皮膚は痛んでしまうことがあります。
シャンプー方法や適切なシャンプー剤選びはとても重要です。
ここでは正しいシャンプー方法と、適切なシャンプー選びについてお教えします。
ペットシャンプーをする前にすべきこと
ワンちゃんを早く洗いたいからといってすぐにシャンプーしていませんか?
実はいきなり毛を濡らしてシャンプーで洗うのはよくありません。
まずは丁寧にブラッシングをしましょう。
ブラッシングをすることで毛玉をほぐしたり、汚れや抜け毛を取り除くことができます。
このひと手間でその後のシャンプーがとても効果的になります。
またその時に皮膚のシワになっている部分や指の間など皮膚トラブルが起きやすいところをよくチェックしましょう。
普段見過ごしてしまっている皮膚病変が見つかるかもしれません。
皮膚の状態によってはシャンプーを変える必要があるのでとても重要です。
獣医がおすすめする犬用シャンプー
シャンプー剤はその時の皮膚のコンディションによって使い分けが必要です。
特にアトピー体質の子は皮膚のバリア機能が低いため低刺激のタイプを選ぶようにしましょう。
また、皮膚に何か異常が認められた場合は薬用のシャンプーが効果的なので動物病院で相談するようにしましょう。
AFLOAT VET クレンジングオイル ペティエンスメディカル
シーズーやアメリカンコッカースパニエルなど、油分が多く皮膚がべたついてしまう子におすすめです。オイルで頑固な汚れを落とすことができます。
アフロート ドッグ (AFLOAT DOG) AFLOAT DOG ソープ 200ml
ノンパラベン・ノンシリコンで、ワンちゃんの皮膚に優しい弱酸性のアミノ酸系シャンプーです。
ビルバック (Virbac) 犬猫 アデルミル ペプチドシャンプー 200ml
柴犬などに多いアトピー体質の子におすすめのシャンプーです。アレルゲンの侵入を阻止し、皮膚のバリア機能の修復を助けます。
愛犬のシャンプー方法
シャンプーの仕方を間違えてしまうと余計に皮膚の状態が悪くなります。効果的なシャンプーの方法を身につけましょう。
まずシャンプーを行う前にワンちゃんをぬるま湯でよく濡らしてあげます。
人がお風呂に入る場合は40℃近くのお湯を使用することが多いですよね?
ワンちゃんの場合はそれよりも低い30℃近くが目安です。
冬場など熱いお湯で洗いたくなりますが温度が高いと皮膚が乾燥したり、かゆみが生じるケースがあるので注意しましょう。
さらにシャンプーはできるだけ泡立てて使うのがオススメです。
皮膚の表面で泡立てようとゴシゴシすると皮膚にダメージを与えることがあります。
そのため、あらかじめシャンプーを泡立ててから、体全体に泡を置いて十分に馴染ませるのが良いでしょう。
顔周りはスポンジなどに泡立てたシャンプーを軽く乗せてあげる程度で大丈夫です。
泡立てネットなどを利用すると簡単に泡がつくれます。
BULK HOMME THE BUBBLE NET 泡立てネット
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ネットにシャンプー剤を付けて水を含ませながら擦っていくと簡単に泡を作ることができます。
AFLOAT VET 低刺激シャンプー ペティエンスメディカル
プッシュするだけで泡の状態で出てくるポンプ式のシャンプーです。皮膚にも優しい低刺激タイプのシャンプー剤でおすすめです。
獣医がおすすめする犬用コンディショナー&保湿ローション
シャンプーをすすぐ際はぬるま湯で十分にすすぎます。洗い残しがないように注意しましょう。さらに皮膚の状態によってはコンディショナーを使うことをおすすめします。
ビルバック ヒュミラック 250mL ビルバックジャパン
乾いた皮膚に直接スプレーをするか、お湯に薄めた状態でかけ流す形で使用します。
AFLOAT VET モイスチャライズ ペティエンスメディカル
皮膚に浸透するようにかけ流すタイプの保湿ローションです。
獣医がおすすめするシャンプー後の犬の乾かし方
トリミングサロンではドライヤーで乾かしているイメージがあるかもしれません。
しかし、お家で乾かす場合はできるだけタオルドライで乾かしてあげましょう。
どうしてもドライヤーを使用する場合は体からなるべく離した状態で冷風を使用します。
Winthome ペット用タオル 犬 猫 ボディータオル マイクロファイバー 吸水 速乾 犬体拭き用タオル
吸水性が良く早く乾かすことができます。
獣医がおすすめするペットシャンプーの頻度
シャンプーの頻度はワンちゃんの皮膚の状態によります。
月に1回で十分な子もいますが週に1回、もしくはそれ以上必要な皮膚の状態の子もいます。
特に皮膚に異常が認められない場合は2週間に1度くらいを目安にシャンプーしてみてください。
フケがでてきたり乾燥を感じるようであれば頻度を減らす必要があります。
また家でシャンプーを開始してから皮膚に異常があった場合は一旦中止し、動物病院に相談しましょう。
最後に
ワンちゃんのシャンプーは人と同じように行っている方が多いと思います。
しかし人よりも皮膚が薄くデリケートなためやり方を間違えると皮膚にダメージを与えます。
正しくシャンプーを行って健康な皮膚を目指しましょう。
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