生後まもない子犬は抵抗力が弱く感染症にかかりやすく、成犬と違って死亡に至る危険性が高いです。
死亡する危険性の高い病気や重篤化する恐れのある感染症にはワクチンがありますので、接種することをオススメします。
ワクチンの重要性
ワクチンを打つ目的は、重篤な症状を引き起こす感染症を防ぐためや、人獣共通感染症によりヒトへの感染を防ぐためなど、愛犬だけでなく我々人間にとっても重要な意味をもちます。
何がきっかけで愛犬が感染症にかかるかは予測できませんので、予防という観点からもワクチン接種は行うようにしましょう。
どんなワクチンをいつ打てばいいの?
単独ワクチンもありますが、混合ワクチンを接種するのが一般的で、犬ジステンパーウイルス感染症・犬パルボウイルス感染症・アデノウイルスⅠ型感染症、アデノウイルスⅡ型感染症、犬コロナウイルス感染症・レプトスピラ症などを予防することができます。
ワクチン接種時期については必ずこの時期に打たなければならないという明確な基準はなく、獣医師などによって様々です。
一般的に、生後2カ月前後で1回、生後3カ月前後で1回打ちます。場合によっては、生後4カ月後にも打つことがあります。
上記の混合ワクチンの他にも、法律で毎年1回の予防接種が義務付けられている狂犬病ワクチンやフィラリア予防、ノミ・ダニ予防も忘れずにおこなうようにしましょう。
いずれにせよ、飼い主の勝手な判断でワクチンを打つかどうかを決めるのではなく、獣医師と相談しながら決めましょう。
この記事のポイント
- 命に関わる感染症を防ぐためにも、獣医師とよく話し合って、ワクチン接種をおこないましょう。
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