ブリーダーから犬を迎えようと考えている方にとって、ブリーダー選びは非常に重要です。当然ながら、良いブリーダーから犬を迎えたいと思いますよね。しかし、そもそも良いブリーダーとはどんな人なのか、何を基準に良し悪しを判断すればいいのかよく分からない、という方も多いでしょう。
そこで、この記事では、良いブリーダーを選ぶ際に見るべきポイントについてまとめました。これからブリーダー探しを始める方はぜひ参考にしてみてくださいね!
良いブリーダーの特徴
- 1. 流行りに流されず、特定の犬種を繁殖させていること
- 2. 犬舎が清潔であること
- 3. 犬に関する正しい知識を持っていること
- 4. 犬の良い点だけでなく悪い点についても話してくれること
1. 流行りに流されず、特定の犬種を繁殖させていること
時代ごとに流行りの犬種というものが存在します。犬を売ることが目的となっている業者は、人気な犬種だからといってコロコロと繁殖犬種を変えています。そのため、複数の犬種を繁殖している場合が多いです。
一方で、良いブリーダーは、人気犬種かどうかに関わらず、自分が好きな犬種の犬質や体質の向上を目的として繁殖させています。その犬種の魅力を多くの方に伝えたいという想いでブリーディングをおこなっているので、流行りに流されて複数犬種を繁殖させることはありません。また、特定の犬種を繁殖させているからこそ、その犬種への愛情も深く、犬種特有の知識も豊富です。そのため、犬種に応じた適切なアドバイスができ、犬を初めて飼う方にとっても強い味方になってくれます。
良いブリーダーの探し方についていくつか後述しますが、まずはこのポイントだけでもおさえておきましょう。1犬種に特化しているかどうかは、ブリーダー紹介サイトやブリーダーのHPに掲載されている取扱犬種をチェックしてみてくださいね。
※「ブリーダー専門サイト」や「○○専門ブリーダー」と表記されているサイトには注意が必要です。前者は、ブリーダーを専門的に扱っているサイトというだけで、1犬種に特化したブリーダーのみが掲載されているとは限りません。後者は、複数の犬種を繁殖させているブリーダーが、犬種ごとにそれぞれHPを作り、各HPで特定犬種の専門ブリーダーとして表記しているケースです。(例:チワワとプードルを繁殖させているブリーダーが、チワワ専門ブリーダーと表記したサイトA、プードル専門ブリーダーと表記したサイトBを運営している。)この場合、各HP上で専門と名乗っているだけで、実際は複数の犬種を繁殖させています。
手前味噌ですが、ブリーダー犬索サイトPePでは、掲載されているブリーダーは全て1犬種に特化した単犬種専門ブリーダーです。良し悪しに関わらず、複数犬種を取り扱うブリーダーは掲載していません。単犬種専門ブリーダーにこだわりたい方はぜひ覗いてみてくださいね。
2. 犬舎が清潔であること
犬舎が清潔であることは、当たり前のように思えるかもしれません。しかし、人が見学しに来る時だけ清潔風にしていたり、そもそも見学自体お断りするブリーダーも存在しています。
犬舎が汚れていると、感染症のリスクが高まります。子犬は免疫機能が十分ではないため、死のリスクも高まってしまいます。命を大切にするブリーダーは、感染症のリスクを減らすためにできる限りのことをしていますので、犬舎を汚れたままにすることはありません。
時期によっては、出産前後など見学の難しい場合もありますが、良いブリーダーは基本的に犬舎の見学を受け入れてくれ、常に犬舎を清潔に保っています。
3. 犬に関する正しい知識を持っていること
繁殖の質を保ち、さらに向上させていくには、繁殖生理だけでなく遺伝性疾患など犬に関する正しい情報を常に取り入れていく必要があります。良いブリーダーは、積極的に新しい知識を取り入れ、常に勉強する姿勢をもっています。
また、専門的な知識だけでなく、犬の飼育に関する基本的な内容についても学んでいますので、犬に関して分からないことがあれば遠慮なく相談してみましょう。
相談内容によっては、ブリーダーさんも知らないことがありますが、良いブリーダーであれば、たとえその場で分からなかったとしても、後でしっかりと調べてアドバイスをしてくれるでしょう。
4. 犬の良い点だけでなく悪い点についても話してくれること
犬を飼うことで得られるメリットはたくさんあります。犬は私たちにとって癒しを与えてくれるかけがえのない存在です。しかし、犬を飼うことは良いことばかりではありません。
飼育に必要なエサやペットシーツなど日用品を揃えるためにお金がかかります。感染症を予防するためのワクチン代や、病気になったときの治療代も必要です。また、お金だけではなく、自分の時間の多くを犬に捧げなければなりません。1泊2日の旅行ですら難しくなる場合もあります。
このように、犬を飼うためには相応の覚悟が必要となります。良いブリーダーは、自分の育てた犬を飼い主にも大事に育ててほしいと思っていますので、犬の良い点だけを話して衝動買いを促すようなマネはしません。
最後に
この記事では、ブリーダーを選ぶ際に最低限みるべきポイントについてまとめました。良いブリーダーかどうかを、一般の方が判断することは難しいですが、まずは記事でご紹介した4点に注目してブリーダーを探してみてください。
ブリーダーを探す時間がなかなか取れない方や単犬種専門ブリーダーを探している方は、ぜひブリーダー犬索サイトPePを使ってみてくださいね。
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